司法書士 荒谷健一郎のエースストライカーブログ - ブログカテゴリのエントリ
司法書士@五反田の荒谷健一郎です。
最近、成年後見に関するご相談を大変よくいただきます。
日本は、今超高齢化社会を迎えていますので、高齢者の増加に伴って、成年後見に関する相談が増加するのは当然なんですけどね。
ただ、単に高齢者が増えているだけでなく、単身の方で、周りにお世話をしてもらえる方がいない方が増えているのも、成年後見制度が多く利用されるきっかけになっているんでしょうけど・・・
裁判所の統計でも、成年後見事件が増加しているようですし。
さて、私の事務所がある品川区の「品川区社会福祉協議会」でも、「後見センター」という専門部署を作って、成年後見に関する相談にあたっています。
ホームページ http://shinashakyo.jp/koken/index.html
その中でも、「あんしんの3点セット」ということで、見守り的なサービスや任意後見契約の締結支援、公正証書遺言の作成支援を低価格で提供されていて、とても良いサービスだと思います。
詳しくは、こちら http://shinashakyo.jp/koken/service.html
私も、リーガルサポートセンターの会員で、成年後見手続に携わる一因として、社会福祉協議会の方と連携する機会が多いので、お互いに良い関係で、今後も区民のサポートをしていきたいと感じております。
もちろん、品川区民以外の方についても、積極的にご相談に応じておりますので、もし不安に感じられることやご相談事がありましたら、いつでもご相談においで下さいませ。
司法書士@五反田の荒谷健一郎です。
先週の土日で、司法書士会の成年後見研修に行って来ました。
この研修では、全国から司法書士が参加して来てましたので、全国各地の運用や他の司法書士の考えを聞かせていただくことができて、本当に貴重な体験をさせていただきました。
成年後見制度が導入されてから約10年経過しておりますが、たくさんの問題や改善すべき点が多々あります。
申し立て費用負担の問題、審判確定前の取下げの問題、鑑定実施率低下の問題、成年後見人の選挙権剥奪の問題、本人の意思の尊重と身上監護の問題、任意後見契約の問題、司法書士の執務姿勢や倫理の問題、親族や本人との距離の問題、医療同意の問題など、様々な問題を議論させていただきました。
私も今後さらに経験を増やして、職業後見人として、人の役に立てる司法書士になれるように、自己研鑽をつんでいかないとと感じました。
ちなみに、成年被後見人になると、選挙権が無くなります。あまり知られていない点でありますので、注意が必要です。また、成年被後見人になると、会社役員の資格を喪失したり、印鑑証明書が発行されなくなります。
成年後見制度を利用される方は、利用したら後見人・被後見人はどうなるのか?何ができるようになり、何ができなくなるのか?また何をしなければならなくなるのか?をしっかり認識する必要があります。
当事務所でも、成年後見に関する相談を承っておりますので、お気軽にご相談くださいませ。
司法書士@五反田の荒谷健一郎です。
本年もどうぞよろしくお願いします。
さて、今年おみくじを引いたところ、「凶」でした。
おみくじなんかあまり信じない私ですが、新年早々風邪を引いてしまいました。
当たるもんですね・・・
体調不良のときは、大変でしたけど、新年から身の引き締まる思いでした。
やっぱり、健康第一でしすね。
明日からの仕事頑張ります!!
司法書士@五反田の荒谷健一郎です。
気づけば、もう大晦日ですね。あっという間ですね。
さて、先日、前の事務所の先輩にブログで応援メッセージをいただきました。
http://seikatsu5.exblog.jp/m2010-12-01/
とても恥ずかしかったですが、とても嬉しかったです。
ところで、みなさんは、この一年間はどのような年でしたでしょうか。
私は、1月に結婚式を挙げ、8月に長年勤めた事務所を退職し、9月に独立開業させていただき、本当に多くの大きな出来事があった年でした。
まだ、開業してからたった三か月ですが、私にはとても長く濃い3か月でした。でも振り返ってみると、一瞬でした。
勤務時代にもたくさんの方とお付き合いさせていただきましたが、独立してからのほうが、短期間で多くの方とお会いさせていただき、応援していただきました。
今年お会いさせていただいた皆様方・お客様、今年はたくさんお世話になりました。
皆様方から応援していただいた力を源に、来年もさらに精進して、皆様のお役に立てるように頑張ります。
では、よいお年をお過ごしください!
司法書士@五反田の荒谷健一郎です。
年末は、お忙しいでしょうか?
エース合同司法書士事務所も28日が仕事納めなので、いい年が迎えられる様、ラストスパート頑張ります。
さて、相続登記において、遺産分割協議により相続人のうちの一人の名義にするには、相続人全員の承諾を取る必要があります(遺産分割協議書への押印及び印鑑証明書添付が求められます。)が、
相続開始後に建物が滅失した場合には、相続登記を経ずとも、建物滅失登記を申請する事ができますし、また、その登記申請においても、相続人の一人から申請でき、相続人全員の承諾を取る必要はありません。
司法書士@五反田の荒谷健一郎です。
本日は、休日ですが、会社設立の相談をしておりました。
みなさん、いろいろな思いがあって会社を設立されるんですよね。
さて、株式会社と合同会社の違いを質問されましたが、
譲渡制限会社で、かつ一人役員会社の株式会社と、一人役員会社の合同会社の大きな違いを聞かれると、正直難しいですよね・・・
出資者と経営者は一緒ですし、役員も法人でなく個人なので、大きな違いは設立費用くらいでしょうか。
株式会社は、設立時に公証人による定款認証が必要となるのと、設立時の登録免許税額が合同会社と大きく異なりますので、最低でも実費が約14万円余分に必要となり、設立費用に大きな違いがでます。
設立費用を低く抑えたい方には、合同会社という選択もあるでしょうが、合同会社は株式会社と比べて世間の認知度が低いので、合同会社の名前で営業するには抵抗がある人もいるかと思いますね。
みなさん、おはようございます。
みなさん、年賀状の準備はできてますか?私は・・・まだです
ちなみに、年賀状作成に去年役立ったサイトは、「郵便局」のサイトでしたね。
さて、昨日は、東京家庭裁判所の後見センターで、後見開始の申立をしてきました。
後見センターは、一般の人でも気軽に入れるように工夫されていますねー。裁判所の中でも、BGMが流れているのは、あそこだけではないでしょうか。
申立前に、地下の売店で、印紙・郵券セット(すでに用意してくれてます)を購入して、予約していた時間に、申立窓口で申立書一式を提出し、チェックしてもらい、鑑定料について保管金提出用紙をもらって、保管金係で鑑定料をおさめて、面接官と面談して、はい終了です。所要時間は約2時間くらいでしたでしょうか。
申立後は、医師の鑑定(不要な場合もありますが)や裁判所の調査官の本人調査(申立に本人が同行していない場合)を経て、審判がおります。
なるべく早めに審判が下りると良いんですけど、申立から2〜3カ月かかると、昨日は言われてしまいました・・・
しかし、本当に大変なのはこれからなんですけどね〜
みなさん、こんにちは。
来年度の税制改正大綱が発表され、オンライン申請したときの登録免許税の減税額(最大5000円)が、減らされていくことになりました。
平成24年3月31日まで 最大4000円
平成25年3月31日まで 最大3000円
http://www.cao.go.jp/zei-cho/etc/pdf/221216taikou.pdf
オンライン利用率を高めるために、導入された減税措置ですが、減らされていくんですねー。
利用率を高めるのが国の方針だったと思いますが、高めるためにはもっと減税額を増やす必要があるんですけどね。
どいうい方針になったんでしょうかね・・・
みなさん、こんばんわ。
司法書士@五反田の荒谷健一郎です。
今日は休日ということもあり、二子玉川までいってきました。
さて、皆さんは、たとえば、仕事でAかBかを迷ったとき、どのような基準で、選択しますか?
たとえば、あの人ならどのように選択するだろうか?と思って選択することもあるかもしれません。
私は、そのように選択することもありだとは思いますが、そのような選択も、おそらく自分が尊敬する人の考え(自分が見習いたい人の考え)であり、つまるところ、自分が大事にする考えを基にしているかと思います。
そういう意味では、皆さんは、自分の考えというものを持っているかと思います。しかし、人は、いつも色々な感情にも基づいて動いていますので、その時々の感情に流されて判断してしまうこともあると思いますが、そのようになっては、仕事にぶれが生じます。
そこで、私は、仕事で迷ったときは、経営理念を基本に判断するようにしています。
人の気持ちは、感情によってぶれますが、事務所の基本となる経営理念を明確にしておくことで、感情に基づいて判断することが少なくなり、ぶれない判断ができると考えております。
経営者の皆さんは、是非、経営理念をもって仕事をすることをお勧めいたします
みなさん、こんばんわ。
司法書士@五反田の荒谷健一郎です。
さて、最近、読んでいる本は、『これから「正義」の話をしよう』(マイケル・サンデル早川書房)
http://www.hayakawa-online.co.jp/product/books/112569.html
「正義」とは何か?ということを、非常に興味深くそして深く考えさせてくれる良著であると思いますが、
途中のカントなどの話は、自分には難解で苦戦しているところです。
ただ、何が正しいのか?自分にとっての正義とは何か?を見つけることは、これからの自分の行動指針となったりするものであり、人として大切な部分であったりすると思いますので、これを読破して、自分なりの「正義」を見つけて行きたいと思います。
皆さんも、哲学本ということで敬遠するのではなく、是非一読してみてはいかがでしょうか?